シャロムの部屋

もうだいじょうぶ!「自分や子どもを責めてきた」ママたちへ。自己受容と聖書から子育てのヒントを得るコラム

「ずっと生きる」という前提くずしてみたら

前提があることに気づいてますか

2020年4月中旬、世の中はコロナ感染症一色です。

そんな中、娘は無事、卒園式と入学式を終えました。
不登校から回復しつつあった息子は4年生になり、新1年生の妹を連れて(連れられて?)朝8時に登校するようになりました。

そして私はふたりを見送る喜びをかみしめています。

2月末からの長い休校&春休み期間、ずっと子どもたちといて私もいろんなことを考えていました。

子育てしていると、あれもこれも身につけてほしいと思ってしまいます。その子が人間関係でも生活面でも勉強面でも、何においてもできるだけ苦労しないように。

その思いが強すぎてつい口うるさく言ってしまうことがなんと多かったことか。
回数は減ったものの、まだまだ口出ししてしまうことがあります。

それもこれも、子どもが「この先ずっと長く生きる」という前提があるからなんですよね。

大好きという気持ち

でも、コロナによって多くの人が亡くなっていく報道や、食料・日用品を求めて店に殺到する人々の映像を見ると、人はいつかは死ぬけれど、死ぬまでは必死に生きようとするんだなと思わずにはいられません。

もし、子どもがあと5年しか生きられないとしたら、好きなことを好きなだけやらせてあげるだろうな~と考えるときがあります。

娘は文字・数字が苦手なので、1~2年生で習う漢字を壁に貼って、まずは読めるように教え始めました。学校で足し算・引き算を習う前に、そろばんを教え始めました。(教えるために私もそろばんの基礎を独学しています。意外に楽しい!)

息子はプログラミングにはまり、自分でゲームを作るようになりましたが、ほうっておいたら何時間もパソコンに向かっているので、度々注意しています。

が、子どもたちがあと5年しか生きないとしたら、そんなすべてはどうでもいいのです。

本当に大事なことはなんだろう?

本当に伝えたいことはなんだろう?

そう思ったら、やっぱりBeing(存在そのもの)に関することなんですよね。

それは、「あなたのことが大好きだよ」っていう気持ち。

以前よくテレビで放送されていたプロジェリア(早老症)という、人より10倍速く老化してしまう病気のアシュリー・ヘギという女の子を思い出します。アシュリーは17才で天国へ行きました。

成長するとは老化していくということ。
生きるとは死に向かっていくということ。

私たちはアシュリーよりはゆっくりですが、生まれた時から死に向かっていることは確かです。

娘は心室中隔欠損症です。生まれた時から心臓に穴が開いています。その半年後、さらに左室右房交通症という診断がくだされました。(専門的な説明は省きますね)

幸い、手術も必要なく、日常生活に支障をきたすほどのものではありません。
年1回のレントゲンとエコー検査をするだけですが、それも医師がもういいと言うまでこれからも定期的に続いていきます。

子どもたちには聖書の話や天国の話をしてきましたが、一時期、娘が頻繁にこんなことを話していました。

「ママ だいすき!わたしが死んでも わたしのこと 忘れないでね。」

心臓のことやこんな話をすることもあってか、娘はもしかしたら私より先に天国へ行くかもしれないという思いがフッとわいてくるときがあります。

そうすると、本当に今 娘が生きていることがいとおしくなります。

こんな社会情勢の中、子どもたちが生きていて笑っていること、夢中になるものがあること、そういう時間が、実は、本当にかけがえのないものなのだろう思わされます。

本当は私もニコニコでいたい

感染症拡大防止のため、再び休校になるかもしれませんが、それはそれで子どもたちとの時間を与えられたと受け止めようと思います。

息子も、4年生にもなれば帰ってくるのは3時半すぎ。
宿題やって、プログラミングして、ご飯を食べて、お風呂に入って、あっという間に夜が来て、朝が来て…。

息子が朝から学校に行くようになって、私自身、自分の時間が増えたことを喜ぶ半面、いつ息子と話すの?と、明らかに息子との会話や時間が激減していることにとまどっているのも事実です。

不登校や2時間目からの登校、毎日の送り迎えなど他の人より今まで一緒にいた時間が長くありましたからね。

娘が最近よく言うのは、
「ニコニコしているママがすき。」

はい、わかりました。
すいません…。
ママもできればずっとそうしていたいのよ。

「ずっと生きる」という前提だと、子どもに厳しくなってしまいがちですが、その前提をくずしてみたら、本当に大切なことが見えてきそうです。

娘には、ニコニコしながら漢字や計算を教えてあげようと思います。
息子には、ニコニコしながら長時間パソコンに向かわないように促そうと思います。

ずっと生きていてほしいからヽ(*^^*)ノ