シャロムの部屋

もうだいじょうぶ!「自分や子どもを責めてきた」ママたちへ。自己受容と聖書から子育てのヒントを得るコラム

怒りは負の感情ではない

感情に良い悪いはない

前回の続きになりますが、怒りそのものは決して悪いものではないし、悲しみ落ち込むことも悪いことではないんです。そう言われて気持ちがラクになる方は、ぜひ読んでみてくださいね。(関連記事 【すぐ怒る性格?】怒りは感情ですよ も ご一読くださいね)

 はい、怒り・悲しみ・喜びという「感情そのもの」に「良い」「悪い」なんてありません。そういう感情をひっくるめていろいろあるのが人間ですよね。

怒り続けることや落ち込み続けることは、もしかしたら、その人の心身をむしばんでいったり、周囲の人を傷つけたりすることもあるので、そう意味では悪いと言えるかもしれませんが、ここで書いているのは、怒りそのもの・悲しみそのもののことです。

怒りも悲しみも、実は本能的な防衛策。だから、「悪い」ということはないんですよね。怒る前や悲しむ前には、その根底にみじめな気持ちや悔しい気持ちがあります。 だから、そういう気持ちを守るために怒ったり悲しんだりするんです。

怒ることは悪いことだと思うから、「怒ってはいけない。怒る自分はダメだ」という罪悪感がわいてきて、どんどんマイナス思考になっていきます。

「怒るべからず」というルール(枠)がいつの間にかできあがって、そのルールに従えない自分を責めたり、そのような状況にさせた相手を責めたりするんですよね。「あなたがこんなことしなきゃ、私は怒らなくてすむのに!」って(笑)。

神さまの喜怒哀楽

「感情に良いも悪いもない」というのは、ある本に書いていましたが、それを読んだとき、聖書の神さまも豊かな感情をもっておられることを思い出しました。

・怒る
・ねたむ
・悲しむ
・あわれむ
・楽しむ
・喜ぶ

神さまがこれらの感情を持っていることは、聖書のあちこちに書かれています。 さらに「神さまに似せて人間は創造された」とありますから、私たちのさまざまな感情も神さまに似せられたんですよね。神さまは「良い」ところしかないお方なので、私たちが持つこれらの感情に何一つ悪いものはありません。 私はここから大きな慰めを得ました。

良い悪いではなく、そのままを見る

このことを知ってから、感情に限らず、「良い・悪い」「できる・できない」など、二面的というか二元的な考え方をしないように気をつけるようになってきました。

子育てにおいても、毎日の家事においても、人や物事に対しても、これまでの人生の選択やその結果もすべて、良い悪いで判断していたら後悔も出てきます。まして、他の人からそのように判断されたらやりきれない気持ちになりますよね?

 もっとおおらかに、もっと広い視野で。どこから見るとか、どっちから見るとか、多面的に捉えるとか、そういうことでもなく、ただそのままを見る。そういう心を持てたら、もっといろんなことが、いろんなふうに見えてくるような気がします。