シャロムの部屋

もうだいじょうぶ!「自分や子どもを責めてきた」ママたちへ。自己受容と聖書から子育てのヒントを得るコラム

【すぐ怒る性格?】怒りは感情ですよ

すぐ怒る性格という思い込み

すぐ怒る人っていますよね。忙しいからとか、ホルモンバランスとか関係なく、もともとイライラするタイプの人。

私もその一人でした。楽しく喜んで過ごしたいのに、いろんなことが気になり(気に障り)すぐイライラしていました。そんなふうに過ごしてきた私は、自分のことを「すぐ怒る」「短気」な性格と思いこみ、それは変えられない、変わらないと信じてきました。

小さいころから家族や友達に「すぐ怒る」「わがまま」「自己中」と言われて育ち、そんなこと言われてイヤなはずなのに、そのようにふるまうことが私だなんて思っていました。親もすぐに怒るタイプなので、そのような環境で育ったら親と同じような言動になるのは当然と開き直ったりもしていました。

怒りは感情であって、性格ではない

でも、カウンセリングや自己受容の本を読んでいくうちに、怒りは、ある心理状態が引き起こしているひとつの現象だと知りました。

「え?すぐ怒るとか、そういうのって性格じゃないの?」と、目からウロコでした。 

そう、怒りは性格ではなく感情なんですって!!言われてみればあたりまえ?(笑)でも、「すぐ怒るね」「よく怒るね」と言われ続けてきて、その言葉の通りふるまってきた私にとっては全然あたりまえではなかったのです!

子どもに「かわいいね」と言い続けると、その子は「私はかわいいんだ」と信じていく。「バカだね」と言い続けると、「私はバカなんだ」と信じていく。

それと同じように、私も「怒りっぽい、わがまま」と言われ続けてきたので、私はそういう者なんだと信じ込んでしまったんですね。

そして、良くも悪くも信じた通りのことが実現していくのです!

怒りはみじめな気持ちの裏返し

あなたはどのような場面で怒りを感じますか?ほとんどの場合、「〇〇であってほしい」という自分の理想や期待が外れたときではないでしょうか?

ですが、もっと心の奥深くを探っていくと、自分の願い通りにならなかったことで感じる
・みじめな気持ち
・残念な思い
・自分の存在を否定されたような悔しさ 
などがあることに気づきませんか?

怒るのは、こういうみじめさや悔しさが表にあらわれただけなのです。だから、怒る人に「なんでそんなことで怒るの?」と問うても、多くの場合、自分でもみじめさを認めたくないので(気づいていないこともしばしば)、本当のところはうまく答えられません。

本音をごまかしているので、問い詰められ続けるとつじつまが合わなくなってくるんですよね。相手が怒った理由を本当に知りたいならその人の内側にある傷ついた気持ちに気づいて寄り添うことが大切だと思います。

誰かが自分に寄り添ってくれる時もあるかもしれませんが、誰もいなくても、自分が自分に寄り添う~それが自己受容。

怒りをコントロールするという方法で、腹がたったら〇〇秒数えるとか、別の部屋にいって気持ちを落ち着かせるとかありますが、それはその場しのぎの対処法でしかないと思います。

というのも、ただその時その時を落ち着かせるだけでは「なぜ怒りがわいてくるのか」という根本的な解決にはならないからです。私は、怒りをコントロールする方法ではなく、怒る回数をどうやったら減らせるか、または、怒りそのものをわかせなくするにはどうすればよいかを知りたかったのです。

何よりもここでいいたいことは、怒りは負の感情ではないということ。怒りは、惨めな悔しい気持ちにこれ以上踏み込まれたら、二度と起き上がれなくなりそうな自分を懸命に守るための防衛反応だからです。

だから、怒る自分を責める必要はないんです。自分を責めたら、さらなる怒りをひきおこしてしまうだけだけ。私はまず、「怒る=悪いこと」という方程式をくずしていきました。そうすると怒ったときに罪悪感も少なくなってきたように思います。

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